高校生平和大使が意気込み語る ノーベル平和賞授賞式でオスロ訪問 現地の高校などで平和活動

11/18(月) 17:52

来月、ノルウェーのオスロであるノーベル平和賞の授賞式に合わせて、現地で学校などを訪問し平和活動を行う予定の高校生平和大使が18日、広島市で意気込みを語りました。

【高校生平和大使・甲斐なつきさん】
「私自身が長崎・広島両方の被爆4世ということで、その曽祖父が残した「こんな思いをだれにもさせてはいけない、二度とこの経験を味わわせてはいけない」という強い思いをそのままオスロにもっていって伝えることができたら」

広島市役所で会見を行ったのは広島や長崎などの高校生平和大使4人です。
4人は来月、オスロを訪問し、ノーベル平和賞の授賞式に出席するほか、現地の高校で出前授業を行ったり、現地の若者とともに被爆者の話を聞き、未来について議論したりするイベントなどを計画しています。

ノーベル賞委員会は日本被団協の受賞理由の中で、日本の若い世代による被爆者の経験とメッセージの継承を評価していました。