「タイヤのバースト見えた、横転してくる」ドラレコ捉えた事故の瞬間 衝突されたキャリアカーが横転 広島

11/19(火) 18:24

あわや大惨事の瞬間をドライブレコーダーが捉えていました。
18日午後、東広島市のバイパスで車4台が絡む事故があり、キャリアカーが横転。さらに荷台に乗っていた車が別の車にぶつかりました。

【事故に巻き込まれた大学生】
「走馬灯が流れるというか、時が止まったような、命の危機を感じましたね」

キャリアカーは反対車線を越え、路肩ののり面に乗り上げた後、車を載せたままゆっくりと横倒しになりました。

この事故は18日午後2時半すぎ、東広島市八本松町の西条バイパスで発生したものです。
警察などによりますと、はじめに普通乗用車が対向車線にはみ出してキャリアカーと衝突。キャリアカーも急ハンドルを切り対向車線にはみ出し、車2台とぶつかった後、横転しました。そのはずみで、荷台に乗っていた車が普通乗用車にぶつかったということです。

事故に巻き込まれた大学生は東広島市方面から広島市へアルバイトに向かっている途中だったといいます。

【事故に巻き込まれた大学生】
「対向車線にはしってたキャリアカーのタイヤがバーストしているのを見つけて、    そこで慌ててブレーキをかけて。横転してくるなってのは分かったんでギアをバックに入れようとしたんですけど、ちょっと慌ててパーキングに入れちゃって戻れなかったっていうか」

避ける間もなく、キャリアカーは横転し、荷台の車が大学生の乗っていた車のバンパーなどにぶつかりました。

【事故に巻き込まれた大学生】
「事故が起きたての時は手が震えてってのあったんですけど、ブレーキが数秒遅れたり、前に車が停まってたら、下敷きになってたかなとか色々思って」

この事故ではじめにキャリアカーに衝突した車の男性1人が軽いけがをしました。

【事故に巻き込まれた大学生】
「広島県内で今すごい事故が多発している状況で。今朝もその事故のニュースを見てバイトに向かったので、まさか自分が当事者になるとは思ってなかった」

警察は、事故の当事者から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。