販売価格がおよそ８万円の高級ワイン「シャンベルタン」を万引きしたとして、３０歳の無職の男が逮捕されました。男は、ワインを売却し、生活費に充てていたということです。

窃盗の疑いで逮捕された自称広島市中区吉島新町の無職・西野寿稀容疑者（３０）は６月２０日午後３時すぎ、広島市中区の商業施設でフランスの高級赤ワイン「ベルナール・デュガ・ピィマゾワイエールシャンベルタン２０１７」（販売価格７万９２００円）を盗んだ疑いが持たれています。

店員が店頭からワインがなくなっていることに気付き、１１０番通報して事件が発覚。
警察は防犯カメラなどを調べたほか、買取業者からも聞き取りをするなど捜査を進める中で、西野容疑者が、ワインを買取業者に売却した疑いが浮上し逮捕に至ったということです。

警察の調べに対し、西野容疑者は「生活のためお金が欲しかった」などと供述しています。
警察は、西野容疑者が業者に売り払う目的で高級な酒の万引きを繰り返していたとみて余罪についても調べています。