小学生が地域に伝わる歌舞伎の練習に励む 東広島市の「白市歌舞伎」 来月1日に上演

11/26(火) 17:57

TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
東広島市では地域に伝わる歌舞伎を復活させ、来月の公演に向け子どもたちが練習に励んでいます。

<子どもたちの稽古中の様子>
「知らざあ言って聞かせやしょう」

歌舞伎の稽古に励んでいるのは、東広島市内の小学生11人です。
東広島市高屋町白市地区に江戸時代から伝わる白市歌舞伎は担い手不足などでこれまでに2度途絶えたものの、地域文化を蘇らせようとする住民有志によって復活。
公演は「大人歌舞伎」と「子ども歌舞伎」の2部構成で、子どもたちは盗賊を主人公にした人気演目「白浪五人男」を演じます。

ことし8月から稽古に取り組んでいて、この日は伝統の衣裳を身に着けて保存会のメンバーから指導を受けながらセリフや振り付けを確認していました。

【高屋東小6年・松尾賢汰君】
「見どころはやっぱり見栄を張るところですね」
Q:当日はどんな風に演じたいですか?
「もうほんとに盗賊のような感じで演じたいです」

「白市歌舞伎見に来てください」

白市歌舞伎は来月1日に東広島市高屋東小学校体育館で上演されます。