広島空港の利便性を高めようと、県が今月末まで試験的に導入している空港と宮島口などを結ぶ直行バスについて、来月からも継続して運行することになりました。

【湯崎英彦知事】
「広島空港を利用する県民の皆様や、国内外から訪れる方が、より便利で快適に移動していただけるよう空港アクセスネットワークの拡充を図っていく」

県は、去年１２月から今月末までを期限として広島空港と宮島口、空港と広島市の西部を結ぶものなど３つの路線で直行バスを、試験的に運行しています。

１年間の実証実験の結果、宮島口とＪＲ五日市駅、それぞれを結ぶ路線については、民間事業者によって来月１日からも継続して運行することになりました。

バスは８人乗りで、空港と宮島口の間を結ぶ路線が１日７便、空港とＪＲ五日市駅の間を結ぶ路線が１日３便となります。

一方、広島市西区の「アルパーク」から、佐伯区の「ジ・アウトレット広島」を経由する路線は、今月末で運行を終了します。