高校生が作った「銅製の折り鶴」ノーベル平和賞授賞式へ 箕牧代表委員に贈呈

11/28(木) 11:03

ノーベル平和賞の授賞式に出席する日本被団協の箕牧智之代表委員が現地にもっていきたいとして広島市の高校生に依頼した銅製の折り鶴が完成し、27日、箕牧さんに手渡されました。

折り鶴を制作したのは広島市立広島みらい創生高校の生徒2人です。
27日は完成した折り鶴を箕牧さんに手渡しました。
折り鶴は厚さ0.1ミリの銅板で作られていて、生徒2人と指導する教師の3人でおよそ1カ月かけて制作したということです。
鶴はアクリルの箱に3羽ずつ入れられ、合わせて5箱を贈呈しました。

【日本被団協代表理事・箕牧智之さん】
「いつ核兵器が使われるか分からないような、今、非常な危機になっている。そういうときに、これは平和のシンボル。日本被団協をノーベル賞受賞者の対象にしてくれるからには、世界中が平和であってほしい」

箕牧さんは高校生が作った鶴をノーベル委員会の委員長やノルウェー王室に贈りたいとしています。