交通事故防止「県民総ぐるみ運動」スタート 飲酒運転、速度超過などの取り締まり強化

11/29(金) 17:31

年末に向け増加傾向にある交通事故の防止を呼び掛ける「県民総ぐるみ運動」の開始式が、29日、行われました。

「年末交通事故防止 県民総ぐるみ運動」の開始式には県や警察などの関係者およそ60人が出席し、はじめに、交通事故で亡くなった人に黙とうを捧げました。

【広島県警・則包卓嗣 本部長】
「重大な事故に直結する飲酒運転や速度超過などの悪質性・危険性の高い違反に重点を置いた指導取締りを強化するとともに、広報啓発活動を推進し、年末に向けて交通死亡事故の発生に歯止めをかけていきたい」

運動に参加したヴィクトワール広島の宮崎健太選手と久保田悠介選手は思いやりをもった運転や自転車に乗る際のヘルメット着用などを呼びかけました。

県警によりますと、今年、交通事故で亡くなった人は65人と、前の年に比べて5人減っているものの、歩行者の横断中の事故や飲酒運転、高齢ドライバーによる事故が増えているということです。

「交通事故防止 県民総ぐるみ運動」は来月1日から10日まで行われます。