【恋乃葉の恋するバス散歩】広電バス「三段峡線」第三弾 ハプニングの連続!でも最後に素敵な出会いが…

11/29(金) 20:10

タレントの塚本恋乃葉さんと河野アナが一緒にお届けしています、恋乃葉の恋するバス散歩です。広島電鉄で最長のバス路線、三段峡線の第3弾です。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「え?大きい」
「ちょっと待って。いろいろすごい」
「そしてキャベツ!」
「そそり立ってる」

前回は出てくる料理のスケールがとにかく半端ない。名に偽りなしの安芸太田町のまんぷく食堂を取材しました。食べて、食べて、食べまくり!満腹になったところで、安芸太田町役場バス停から、バス散歩、再開です。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「ああ。お腹いっぱい」
「食べたね」
「満腹」
「次ですけど、今のところ、ここなので、8バス停分進んでます。でもやっぱり…」
「道の駅とか、お話聞いてたら行きたくなったんですけど」
「ね。だってスペシャリストがいらっしゃるって言ってましたもんね」
「志賀さん」
「お土産品のスペシャリスト志賀さんに会いたい!」

ふたりが言う志賀さんというのは、安芸太田町の観光スポット、道の駅の駅長さんです。
なぜ、ふたりが志賀さんに会いたがっているのか?それは遡ること、およそ2時間前。

【まんぷく食堂店長・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「こんにちはー」
「11時からです」
「11時から?テレビの取材なんですけど来てもいいですか?」
「ありがとうございます」

まんぷく食堂の開店時間まで、すこし時間があったので…

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「ちょっと情報収集」
「はい。えー、役場に入ること、中々無いです」
「ちょっとドキドキするね」
「そうです」

まんぷく食堂の隣にあった町役場の観光課へ突撃していました。

【安芸太田町 産業観光課 岩見圭子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「ちょっと終わりかけなんですけど、秋祭りの時期だったりしたので。結構もう各エリアでですね、夜になったら神社から神楽の音が聞こえるみたいな感じで」
「えー、すてき」

県北といえば、神楽が盛んな地。これは有力情報ゲッート!か?

【安芸太田町 産業観光課 岩見圭子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「神楽見られるところとか…」
「きょうは無いんじゃないですかね。まあ、特に昼間はなかなか。皆さんお仕事も持ってらっしゃるので」
「昼間、今日なんかオススメの場所とか?」
「そうですね。今からの時期はやっぱり紅葉とかになってくるんですけど、筒賀の方にすごく大きな大銀杏っていうのがあって」

そのイチョウの木というのが、大歳神社の境内にそびえたつ樹齢は推定1100年。
高さ48メートルの大イチョウでした。
今度こそ、有力情報ゲッートしたと思ったのですが…

【安芸太田町 産業観光課 岩見圭子さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「筒賀?筒賀通ります?」
「筒賀はですね、通らないんですよ」
「通らないのかーい。特産品とか」
「祇園坊柿っていうのが安芸太田町、有名なんですけれども。多分、道の駅に行ったら、販売してるんじゃないかと思いますし、詳しいのは道の駅にスペシャリストがいるので」
「何さんでしょうか?」
「志賀さん」
「志賀さん。お会いしてお話を聞きたいです」
「あとはお米」
「お米!」
「道の駅の売店の方とかにもあると思うので」
「志賀さん。新米」
「新米」
「神楽。魅力いっぱい迷う」
「じゃあ道の駅はキーポイントになりそうですね」
「はい、目指したいです」

ということがあって、道の駅の最寄りになる戸河内ICバスセンターを目指すことにしたのですが、時間はすでに午後1時を過ぎ、いまだゴールまで100以上のバス停を残しています。
ということで…

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「秘密兵器がある」
「ジャジャーン!30面体」
「えー!30?初めて見た。サイコロで30?」
「あと10出たら、ちょうど行けますね」
「おっ!お願いします、行きますよ」

思い返せばこれまで、サイコロを振ると低めの数字が多かった恋乃葉さん。
いつも通り!いつも通りの感じで振れば、いいんです。

「さすれば道は開かれん」

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「来い」

サイコロの出目が運命の分かれ道…道の駅に行けるのか?

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「なんだ?」
「24!」
「へへへへへ。24」
「なんなんですか、もう」
「ここでよかったのに。10でよかったのに」
「そうですよ」
「行き過ぎ!」

一気に24進んで、道の駅は遥かに通り過ぎ、次は加計山崎バス停へと向かいます。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「ちょっと道の駅です。こちら。あー、顔はめパネルもありますね」
「はめたい」
「あー、道の駅。過ぎて行っちゃいました」

残念ながら道の駅は通り過ぎてしまいましたが、次のバス停までの移動中に素敵な出会いがありました。

【塚本恋乃葉さん・河野アナ・出会ったご夫婦】
「どこに行かれたんですか?」
「三段峡行ってきました」
「バスで行って来られて?」
「バスで」
「で、バスで帰るんですか」
「どちらから来られたんですか?」
「神奈川から来ました」
「えー!どうでしたか?」
「渡船とかね、すごい良かったです」
「船」
「いいね、ご夫婦ですよね?」
「そうです」
「すてきだな。神奈川からこうやってきて、バスに乗ってこの景色を一緒に」

これぞ旅の醍醐味。
まさに一期一会の出会いでした。

【バス運転手・塚本恋乃葉さん・河野アナ】
「はい、どうぞ!」
「ありがとうございます」
「ありがとうございました。素敵なご夫婦でしたね。次の便、今1時15分」
「あ!もう次は3時45分」
「3時45分までない。2時間以上無い」
「じゃあ。歩きましょうか?」
「行きましょう」
「とりあえずこっちの方向です」

次回は昭和の気配を感じる、昔懐かしい街並みの加計の商店街をぶらり!出会ったのは創業100年を超える老舗の和菓子でした。