国道2号高架延伸計画 沿線の神社が「景観保全」を要望

11/30(土) 12:05

国道2号・西広島バイパスの高架延伸計画をめぐり、景観への配慮などを要望している沿線の神社に対し国と広島市の担当者がきのう、説明に訪れました。

国道2号西広島バイパスの高架延伸事業は、広島市西区観音本町から中区平野町までおよそ2.3キロを伸ばす計画です。

広島市中区の住吉神社では最も近いところで、およそ3メートルの距離に橋脚が建つということで神社側は、「景観を損ない」「振動や騒音の被害が懸念される」として対策を求める要望書を提出していました。

これに対し、国と広島市は、視覚的な圧迫を与えないよう配慮に努めるとしたものの、設計の変更などはしない考えを示しました。

【住吉神社・森脇宗彦 宮司】
「(地域と)共存共栄できるような事業にしていただきたい」

来月には住民説明会が開かれ、延伸事業は、来年1月に着工する予定です。