広島市道路陥没事故で調査検討委が初会合

11/30(土) 18:05

今年9月に広島市西区で起きた道路の陥没事故に関する事故調査検討委員会の初会合が行われました。

初会合に先立ち、事故調査検討委員会のメンバーは陥没事故の現場を訪れ、周囲の状況などを確認しました。

広島市西区福島町のこの場所では、今年9月、幅15メートル、長さ40メートル、深さ最大2メートルに渡って道路が陥没。上下水道や建物11棟などに被害がありました。

この後、開かれた事故調査検討委員会には専門家など8人が参加し、再発防止策などについて意見を交わしました。

【事故調査検討委員会・小泉淳座長(トンネル工学)】
「施工上の問題はだいぶ見えてきた原因でなさそうだという言う意味で(事故原因は)機械しかないなという気がします機械にシールド機械(マシン)不信を持っている私の率直な気持ちなんです」

委員会は、きょうの意見をとりまとめた上で、事故原因の究明や再発防止策などについて検討していくことにしています。