野村証券社長が陳謝 元社員が顧客から現金奪い家に放火した罪で起訴 再発防止策や役員報酬返上を表明
12/3(火) 18:12
顧客の84歳の女性に睡眠薬を服用させ、殺害しようと住宅に放火し現金を奪った罪で「野村証券」の元社員の男が起訴された事件で、野村証券社長がさきほど陳謝しました。
野村証券の奥田社長は事件発覚後初めて会見を開き、元社員の男が起訴されたことについて、謝罪しました。
【野村証券・奥田健太郎代表取締役社長】
「今回の事件は、当社を信頼して取引いただいているお客様の大切なご資産をお預かりしている金融機関として絶対にあってはならない事態であり、大変重く受け止めています」
この事件は今年7月、当時、野村証券の社員だった梶原優星被告(29)が、顧客の高齢夫婦が住む広島市西区の住宅で84歳の妻に睡眠薬を服用させ昏睡状態にした上で、寝室の押し入れにあった現金およそ1800万円を奪い押し入れ付近に火をつけ、殺害しようとした罪で起訴されたものです。
3日の会見で野村証券は業務改革推進委員会を設置したほか、顧客の自宅に訪問する際は当面、管理者が同席するなどの再発防止策を発表しました。
さらに奥田社長ら10人が報酬を3カ月自主返納することも明らかにしています。
野村証券の奥田社長は事件発覚後初めて会見を開き、元社員の男が起訴されたことについて、謝罪しました。
【野村証券・奥田健太郎代表取締役社長】
「今回の事件は、当社を信頼して取引いただいているお客様の大切なご資産をお預かりしている金融機関として絶対にあってはならない事態であり、大変重く受け止めています」
この事件は今年7月、当時、野村証券の社員だった梶原優星被告(29)が、顧客の高齢夫婦が住む広島市西区の住宅で84歳の妻に睡眠薬を服用させ昏睡状態にした上で、寝室の押し入れにあった現金およそ1800万円を奪い押し入れ付近に火をつけ、殺害しようとした罪で起訴されたものです。
3日の会見で野村証券は業務改革推進委員会を設置したほか、顧客の自宅に訪問する際は当面、管理者が同席するなどの再発防止策を発表しました。
さらに奥田社長ら10人が報酬を3カ月自主返納することも明らかにしています。