ダンプカー運転手を危険運転致死傷容疑で送検 カーブ曲がりきれず乗用車と正面衝突、3人死傷させた疑い

12/4(水) 11:07

先月、広島市でダンプカーを運転中に乗用車に衝突し乗用車に乗っていた3人を死傷させたとして逮捕された男が、4日朝送検されました。

危険運転致死傷の疑いで4日朝送検されたのは、広島市安佐南区の会社員・山嵜雅彦容疑者(59)です。

山嵜容疑者は先月12日、広島市安佐南区のループ橋で、ハンドル操作など制御が難しい速度でダンプカーを運転し、カーブを曲がり切れずに対向車線の乗用車と正面衝突し、乗用車に乗っていた夫婦を死亡させ、40代の娘を意識不明の重体にした疑いがもたれています。

警察によりますと、山嵜容疑者は規制速度のおよそ2倍の速度で走行していたとみられています。

警察の調べに対し、「2名の方が亡くなられたことについては申し訳ないと思っています。危険運転致死傷という部分には納得がいきません」と供述しているということです。
山嵜容疑者は取り調べには応じていて、警察は、事件の経緯を詳しく調べています。