人を笑顔にする和食を WASHOKUグランプリ2024で最高賞 西本未来さん(広島県立総合技術高校)

12/4(水) 11:00

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する番組『夢キラリ』。
8月に行われた、全日本高校生WASHOKUグランプリ2024 決勝大会で、見事グランプリに輝いた、広島県立総合技術高校 チーム「W(ダブル)ミミ」。今回は、チームリーダーの西本未来さん 高校2年生にインタビューしました。


――大会のことや、つくった作品について教えてください――

私たちがつくったのは、「5種の出汁香る瀬戸内御膳」です。瀬戸内鯛を使った汁物があるんですけど、3種類の出汁を使っています。トマト出汁と、鯛のあらを使った出汁と、かつお出汁が3つ合わさって相乗効果が生まれます。大会テーマが「出汁を使った和食」なので、私たちはその料理で大会テーマを表現したいという想いが強かったです。
チームメイトの福島未温さんとのチームワークが一番出ていたので良い大会だったなと思います。


――料理をつくる上で心がけていることはありますか?――

料理をつくる側は、“料理を食べてもらう方の気持ちを考えること”が一番大切だと思っています。食べてくださる方々に「笑顔になってもらいたい」、「美味しいと感じてもらいたい」など、相手のことを想って料理をつくるようにしています。


――今後の目標について教えてください――

来年もWASHOKUグランプリに出場して、グランプリを獲りたいという気持ちがものすごくあって、これを伝統につなげていきたいなと思っています。


――常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか?――

「勝って帰ってこい」で、調理実習で日本料理を教えてくださっている亀本恵祐先生に言っていただいた言葉です。大会に行く前日が最後の練習だったので、その時に「頑張って!と言って欲しいです」と先生に言ったら、「頑張るんじゃなくて、勝って帰ってこい」と言われたので、その言葉が私たちの中では一番心に残っています。

先生がそばにいると思って私たちは頑張りました。今度は自分たちが後輩に教えている姿や、自分が堂々と活躍しているところを見せたいなと思っています。


――将来の夢は何ですか?――

ホテルとかでシェフになって、誰もが「美味しい!」と共感できるような料理をつくって提供したいなと思っています。


『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分から放送しています。