街角の小さな食堂で“あったか家庭料理” スイーツも絶品 地域に必要とされるお店になりたい 広島市東区

12/16(月) 20:30

「ひろしま満点ママ・行きたくナル食堂」でご紹介したオススメ料理。
今回は、心が和む「食堂」です。

(梶谷羽奈アナウンサー)
「さて、今回は広島市東区牛田旭に来ています。こちらに女性店主が一人で手掛ける小さなお店があると聞いて来たんですけども、どこですかね?看板これじゃないですか?『ごはんやヴォルガ』2階って書いてます。階段、ココ細い!(幅約50センチ)2人通れないです。一方通行です、これちょっと上がっていきましょう。カメラさん、大丈夫ですかこれ?結構普通に荷物とか持っていたら、ちょっと大変かもしれない。ここだ。扉だけがある。中、どうなってるんですかね?こんにちは」
(ごはんやヴォルガ・田中慧玲南<えれな>さん)
「いらっしゃいませ」
(梶谷アナ)
「すごい。すごい形」
(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「そうなんです。カウンター7席程度の小さいお店になっています」
(梶谷アナ)
「何だろう、おうちに遊びに来た感じというか、かなりこじんまりした空間ですね」
(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「小規模のお店になっています。ええ、こちら田中さん一人でやられてるんですか?」
(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「そうですね。私一人で営業しています」

広島市東区牛田旭の街角に建つ、ほそーい建物の2階にある小さなお店「ごはんやヴォルガ」まるで友達の家に遊びに来たようなアットホームな空間で、店主の田中慧玲南<えれな>さんがひとりで切り盛りしています。
お客さんに印象を伺うと?

(お客さんは)
「ちょっとドキドキしながら上がってきました。すごくオシャレだなって、居心地いいですね」
「階段びっくりした。隠れ家的な『見っけ』って感じ」
「店主の人はすごく優しい雰囲気が出ていて、家庭的な味付けなんだろうなと思っていたら、その通りの味付けで、本当にまた来られたら来たいなと思います」

田中さんとの会話を楽しむお客さんもいるそうで、この笑顔、癒されますよね。
実はこちらの建物、築50年以上とのこと。
元々、スナックやバーの居ぬき物件だったそうなんです。

(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「もともと子ども食堂のような場所を作りたいなというふうに思っていて、地域でやりたいという思いが強かったので、一人でできるこじんまりした物件を探していて、たまたまこちらを見つけました。

ランチメニューは、メイン料理に副菜が3つ付いた日替わり定食。
家庭料理のような温かいメニューが多い中、この日のメニューはこちら!キノコたっぷりの、あんかけの豆腐ハンバーグ。
寒い時期にピッタリのメニューですね。

(梶谷アナ)<実食>
「いただきます。うん、おいしいすごい。本当にお母さんの味。家庭の味で、豆腐ハンバーグふわふわですね。お肉を食べている感じもすごくあって、さらに、このあんかけ最高です。もうキノコもすごく季節感じられますし、満足感の高い豆腐ハンバーグです」

野菜もあって大満足の日替わりランチですが、それだけではないんです。
ランチの後には、うれしい!手作りのプリンとバスクチーズケーキのスイーツの2種盛り。まずは、プリンからいただきます!

(梶谷アナ)<実食>
「カラメルソースもたっぷりかかって美味しそう。いただきます。おお美味しい。プリンの甘味にこのカラメルソースのほろ苦さが良いですね。絶妙なバランス」

続いては、しっとり食感のバスクチーズケーキ。

(梶谷アナ)<実食>
「濃厚。しっかりチーズの味と香りがします。しっかり濃厚で」


(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「クリームチーズと食感をよくするのに、少しだけヨーグルトを使っています」
(梶谷アナ)
「だから、この滑らかさ、しっとり感があるんですね」
(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「はい。何度か試作して、改良して今の形になりました」

愛され続けるお店を目指して田中さんは、日々、料理と向き合います。

(ごはんやヴォルガ・田中さん)
「特別な日に食べる料理というよりも、家庭料理を意識して、地域の方から必要とされる飲食店になりたいと思っています」

『ごはんやヴォルガ』
広島市東区牛田旭
〇日替わり定食(豆腐ハンバーグ)1300円
〇スイーツ2種盛り 900円