ノーベル平和賞受賞記念 被爆者の活動紹介するパネル展示 原爆資料館で始まる

12/25(水) 11:57

日本被団協のノーベル平和賞受賞を受けて核兵器廃絶に向けた機運を高めようと、被爆者の活動を紹介する展示会が25日から原爆資料館で始まりました。

原爆資料館東館の一角に設けられた日本被団協のノーベル平和賞受賞を記念するパネル展。

会場には日本被団協が発足するきっかけとなった「広島県被団協」の結成などの写真、8点が展示され、被爆者の活動の歩みが紹介されています。

代表委員を務めたひとり・坪井直さんなど被爆者の平和へのメッセージが記された色紙も紹介されています。

【原爆資料館・落葉裕信学芸係長】
「今もなお核兵器の脅威、核兵器が数多く存在している。被爆者もさらに地道な活動を続けていくと思うが、それを次の世代も受け継いで自分たちが何ができるか考えていただきたい」

展示会は来年8月31日まで開かれる予定です。