７日夜、広島県内は沿岸部でも雪が舞いました。
冬型の気圧配置が強まり、今シーズン最強の寒波がじわじわと日本列島に近づき始めています。
８日朝の県内は広い範囲で「白銀」に覆われました。

【通勤中の人は】
「いつも自転車で上がっているですけど、危ないなと思ったので歩いて出社しています」
「これ以上、（雪が）降らなきゃいいなと思います」

積雪はあったものの、朝の公共交通機関に大きな混乱はみられませんでした。
県内の最低気温は廿日市市津田で氷点下３．８℃。
東広島市で氷点下３．１℃など、厳しい冷え込みとなりました。

県内屈指の豪雪地帯、北広島町八幡では午後４時までに平年を上回る５０センチの積雪が観測されています。
地元の人は雪かき作業に追われました。

【雪かき中の人は】
「（積もったのは）一晩、２０センチくらいあるのかな。今年はとにかく雪がすごく重たいんですよ」

【向井記者】
「寒い、寒い…寒いですけど、雪の上を滑るのは気持ちがいいですね」

一方、スキー場にとっては待望の雪となったようです。

【芸北高原 大佐スキー場・青木果奈江さん】
「今回降った雪も最初は雨だったので、そこから冷え込んでいい雪になったんじゃないかなとは思います。警戒はされているとは思うんですが、実際に降ってみると約１０センチ、多くて２０センチくらいなので、スキーヤー・スノーボーダーの皆さんには滑りやすい雪、嬉しい雪になっているんじゃないかなと思います」

まさに冬本番。
この冷え込みはさらに厳しさを増しそうです。

【利用者は】
「今年初めて」
Ｑ：雪はどんな感じ？
「滑りやすい」
「こけてもいなくない。滑っていたらあたたかい」
Ｑ：どのくらい楽しみますか？
「午後３時～４時くらいまでは…」