日本被団協が石破首相と面会 核禁条約締約国会議オブザーバー参加に明確な返答なし
1/8(水) 20:10
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表委員らが8日、総理官邸で石破総理大臣と面会し、核兵器禁止条約締約国会議のオブザーバー参加を求めました。
この中で、石破総理は日本被団協の田中熙巳代表委員や箕牧智之代表委員らに「ノーベル平和賞という大変な栄誉を受けたことはきわめて意義深い」として、長年の努力に敬意と感謝を伝えました。
一方、被団協が訴える核兵器廃絶について石破総理は「日本の周辺国が核を持ち現時点で核抑止は必要」との認識を示した上で、「将来の核なき世界を目指す思いは一緒だ」と述べたということです。
また、被団協側は日本が調印していない「核兵器禁止条約」に関連し3月に開かれる締約国会議へのオブザーバー参加を求めましたが、石破総理から明確な返答はなかったということです。
【日本被団協・田中熙巳代表委員】
「被団協の要望をきちんと伝えるというような時間は設けられていないということでしたので、どちらかというと総理の独壇場みたいになってしまったかなと思って、私は強く反省しております」
田中代表委員は改めて石破総理と面会し、締約国会議への参加などについて議論したいとしています。
この中で、石破総理は日本被団協の田中熙巳代表委員や箕牧智之代表委員らに「ノーベル平和賞という大変な栄誉を受けたことはきわめて意義深い」として、長年の努力に敬意と感謝を伝えました。
一方、被団協が訴える核兵器廃絶について石破総理は「日本の周辺国が核を持ち現時点で核抑止は必要」との認識を示した上で、「将来の核なき世界を目指す思いは一緒だ」と述べたということです。
また、被団協側は日本が調印していない「核兵器禁止条約」に関連し3月に開かれる締約国会議へのオブザーバー参加を求めましたが、石破総理から明確な返答はなかったということです。
【日本被団協・田中熙巳代表委員】
「被団協の要望をきちんと伝えるというような時間は設けられていないということでしたので、どちらかというと総理の独壇場みたいになってしまったかなと思って、私は強く反省しております」
田中代表委員は改めて石破総理と面会し、締約国会議への参加などについて議論したいとしています。