信号無視で現行犯逮捕は「誤認逮捕」だった パトカーのドラレコ確認し判明 男性を釈放し陳謝 広島県警

1/9(木) 11:46

広島県警は、8日、福山市で信号無視で現行犯逮捕した60代の男性について、誤認逮捕だったと発表しました。

警察によりますと、8日午後5時すぎ、福山市幕山台の交差点で警ら中のパトカーが速いスピードで走行する乗用車を見つけました。
赤色灯をつけておよそ1.2キロ追跡した後に別の交差点で信号無視をしたとして運転していた60代の男性を現行犯逮捕しました。

警察の調べに対して男性が容疑を否認したため、パトカーのドライブレコーダーを確認したところ、男性は交差点ではなく、手前にある飲食店の敷地を通っていたことが分かったということです。
男性は釈放され、警察は男性に陳謝しました。

福山東警察署の内田広秋副署長は「誤認逮捕に至った経緯を確認し、再発防止に努める」とコメントしています。

福山東署では去年10月にも酒気帯び運転で事故を起こし逃走した疑いで別の男性を誤認逮捕しています。