島根原発2号機 13年ぶり営業運転再開 再稼働に反対の市民団体が抗議
1/10(金) 18:59
松江市にある島根原発2号機が10日午後、およそ13年ぶりに営業運転を再開しました。
10日午後3時過ぎ、原子力規制庁の担当者から島根原子力発電所の岩崎所長に使用前確認証が手渡され、中国電力は午後3時10分、島根原発2号機の営業運転を再開しました。
【中国電力島根原子力本部・岩崎晃発電所長】
「まずは2号機が出発点にたったということで、これからしっかりと安全に安定して運転していくということかと思います。日ごろの訓練ですとか教育をしっかりと定着させながら取り組んでいきたい」
約13年ぶりに営業運転が再開された島根原発では、運転員の半数以上が原子炉を稼働させたことのない未経験者で、安全確保に向け、人材の育成が今後の大きな課題となっています。
一方、広島市中区の中国電力本社前では、原発の再稼働などに反対する市民団体が、「再稼働を許すな」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議活動を行いました。
また、市民団体は原発の稼働開始から35年が経過していて事故を起こす危険性があるとして、営業運転再開に抗議する声明文を中国電力の職員に手渡しました。
【上関原発止めよう!広島ネットワーク・溝田一成共同代表】
「たくさんの危険性を持つ原発が営業運転するということに憤っている。使用済み核燃料がずっと出てくる。これを処分できないし、それを何十万年もためておくことは到底できない」
10日午後3時過ぎ、原子力規制庁の担当者から島根原子力発電所の岩崎所長に使用前確認証が手渡され、中国電力は午後3時10分、島根原発2号機の営業運転を再開しました。
【中国電力島根原子力本部・岩崎晃発電所長】
「まずは2号機が出発点にたったということで、これからしっかりと安全に安定して運転していくということかと思います。日ごろの訓練ですとか教育をしっかりと定着させながら取り組んでいきたい」
約13年ぶりに営業運転が再開された島根原発では、運転員の半数以上が原子炉を稼働させたことのない未経験者で、安全確保に向け、人材の育成が今後の大きな課題となっています。
一方、広島市中区の中国電力本社前では、原発の再稼働などに反対する市民団体が、「再稼働を許すな」などと書かれたプラカードを掲げ、抗議活動を行いました。
また、市民団体は原発の稼働開始から35年が経過していて事故を起こす危険性があるとして、営業運転再開に抗議する声明文を中国電力の職員に手渡しました。
【上関原発止めよう!広島ネットワーク・溝田一成共同代表】
「たくさんの危険性を持つ原発が営業運転するということに憤っている。使用済み核燃料がずっと出てくる。これを処分できないし、それを何十万年もためておくことは到底できない」