ノーベル平和賞ツアーに参加の広島県被団協 佐久間理事長が広島市内で帰国報告

1/11(土) 18:10

ノーベル平和賞授賞式のツアーに参加していた広島県被団協理事長の佐久間邦彦さんらが帰国報告を行い「これを力に皆さんと一緒に頑張っていく」と今後の活動に一層の意欲を示しました。

帰国報告をしたのは、ノーベル平和賞ツアーに広島から参加した広島県被団協の佐久間邦彦さんら3人です。
11日の報告会では、先月ノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞の授賞式前後、4日間の現地での記録がビデオとともに説明され、佐久間さんは受賞を受けて今後どのように核廃絶に向けた活動を続けていくかが課題であると指摘しました。
受賞した日本被団協はオスロで現地の人たちと交流し被爆の実相を伝えています。

【佐久間邦彦さん】
「これからが大変なんです。いまは『嬉しい』『よかった』で終わってはならない。
そうじゃなくてこれからどうしていくのか、というところが大きな課題。それはノーベル平和賞受賞を力に、皆さんと一緒に頑張っていく」

広島県被団協などは今月26日にも、意見交換会を開くということです。