広島市の松井市長は今年３月の核兵器禁止条約締約国会議に日本政府がオブザーバー参加することの重要性を強調しました。

【広島市・松井一実市長】
「今こそ核兵器廃絶という理想の世界を追求することに向けて、色々な努力をすべきタイミングじゃないかと思う」

松井市長はこのように述べ改めて日本が会議にオブザーバー参加する重要性を訴え、近く調整している石破総理との面会について、ＮＡＴＯに加盟しながらもオブザーバー参加しているノルウェーなどの事例を検証することを求めたいと述べました。

その他、天皇即位後初となる天皇皇后両陛下が広島訪問を検討していることについては、「大変意義深く有難い話である」として、被爆８０年の今年、原爆慰霊碑などを訪問してほしいと述べました。