パルクール全国大会で2冠の小学生「人を気にせず自分のランを作る」 篠原光陽くん(MISSION広島)
1/15(水) 15:30
挑戦と成功の舞台裏
2024年10月、「パルクール ネクストジェン」キッズ男子部門で、「スピード」と「フリースタイル」で優勝し、2冠を獲得した篠原くん。MISSION広島に所属する彼は、前年の悔しさをバネに、大会に向けて懸命に努力を重ねてきた。
篠原くんは「前回大会はフリースタイルが3位、スピードが4位だったので、今年は1位を獲りたいなという気持ちで出場をしました」と大会に臨んだ時の気持ちを語ってくれた。
篠原くんは「前回大会はフリースタイルが3位、スピードが4位だったので、今年は1位を獲りたいなという気持ちで出場をしました」と大会に臨んだ時の気持ちを語ってくれた。
特に力を入れたのが足の筋力強化だ。走力や瞬発力の向上はもちろん、最大の目的は着地の安定感を高めることだった。
その努力が実を結び、見事優勝を果たした。「『ダブルフル』という、空中で2回ひねりながらバク宙する技があって、前回大会はその技が怖くてできなかったのですが、今回は恐怖心に勝てたのでそこが良かったなと思います」と、成長の証を語った。
その努力が実を結び、見事優勝を果たした。「『ダブルフル』という、空中で2回ひねりながらバク宙する技があって、前回大会はその技が怖くてできなかったのですが、今回は恐怖心に勝てたのでそこが良かったなと思います」と、成長の証を語った。
競技に対する姿勢を変えた恩師の言葉
篠原くんの心に深く刻まれているのは、恩師である荒本英世先生からの言葉だ。「人とくらべなくていい 自分とむき合おう」。この言葉が、彼のパルクールに対する姿勢を大きく変えた。
「大会とかで他の子がもっとすごい技をしていたら、『自分もやらないと』という気持ちになるんですけど、今自分ができることをしっかり考えて、人を気にせずに自分のパルクールのランを作ってます」と話してくれた。他人と比較するのではなく、自分自身と向き合い、独自のスタイルを確立していく姿勢が見て取れる。
「大会とかで他の子がもっとすごい技をしていたら、『自分もやらないと』という気持ちになるんですけど、今自分ができることをしっかり考えて、人を気にせずに自分のパルクールのランを作ってます」と話してくれた。他人と比較するのではなく、自分自身と向き合い、独自のスタイルを確立していく姿勢が見て取れる。
新たな挑戦と輝く未来への一歩
2冠達成に満足することなく、篠原くんはすでに次の目標に向かって邁進している。「スクートトリプルフルっていう難しい技に挑戦しています。手をついて足をついてその後に後ろに3回ひねるっていう技なんですけど、着地も難しいです」と、新たな挑戦について語る。
将来の夢を聞くと、「世界大会で優勝して世界でパルクールを教えるコーチになりたいです」と力強く答えた。地元広島から世界へ、その夢は確実に広がっている。
『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分から放送!
将来の夢を聞くと、「世界大会で優勝して世界でパルクールを教えるコーチになりたいです」と力強く答えた。地元広島から世界へ、その夢は確実に広がっている。
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