カープです。
春季キャンプまでおよそ２週間に迫った中、１５日から大野練習場では、合同自主トレが、スタートしました。

毎年恒例となっているルーキーたちの挨拶からスタートした合同自主トレ。
今年は、現役ドラフトで日本ハムから移籍した鈴木健矢投手など、計３４人の選手が、初日から参加しました。
ルーキーたちも、緊張した面持ちでしたが、プロで活躍する先輩たちと初めて練習を共にし、充実した時間を過ごしたようです。

【ドラフト１位　佐々木泰 選手】
「初めて顔を合わせる先輩方もいたので、少し緊張していたんですけど、すごく話しかけてもらったりして、楽しく１日を過ごせました」

またルーキーイヤーで、プロ初登板初勝利を飾った常廣投手も参加。
オフには、投球フォームとボールのバランスを意識して練習に取り組み、今シーズンは、開幕ローテーション入りを目指します。

【常廣羽也斗 投手】
「去年の今よりは全然良い状態だと思うので、でもここからが大事だと思うので、しっかり練習して、どんどん（状態を）あげていきたいなと思います。周りがどうとかはあまり自分にとっては関係ないと思うので『自分が納得できるボールを投げられる』そういう１年にしたいと思います」

また、右ひじ手術明けの栗林投手は、キャッチボールを行うなど、今シーズンに向けて、順調な回復ぶりを見せていました。

そして、昨シーズン、主力としてチームを支えた野間選手も合同自主トレに。
全てのメニューを消化するなど、自らを追い込み、若手選手たちに負けない姿勢を見せました。

【野間峻祥 選手】
「去年、規定打席には立てましたけど、もう１回一からしっかりアピールして、キャンプ、オープン戦もありますし、そこでしっかり結果を出して、開幕にスタメンで名前が入っていけるように、がむしゃらになって頑張ってやっていきたいなと思います」

＜スタジオ＞
吉中さん、今シーズン期待したい選手はいますか。

【コメンテーター：広島大学・吉中信人 教授】
「全ての選手に期待しかないんですけれども、特に手術明けで復帰の栗林投手ですね。去年、本当に打ち込まれて悔しい思いがあったと思うんですけれども、今年こそ絶対的なクローザーとして復活して欲しいですね」

本当にチームの中でも、我々ファンとしても、栗林投手に対する信頼っていうのは変わらないものがありますからね。たくさん勝利を呼び込むピッチングを見たいと思います。