尾道市の小学校 紛失していた生徒の個人情報の書類見つかる 教師の勘違いで教室に置き忘れ 広島

1/15(水) 21:06

尾道市教育委員会は15日、尾道市の小学校で紛失していた生徒の個人情報が記載された書類について、発見されたと発表しました。

尾道市教委は、先月24日以降、尾道市立小学校で個人情報が記載された書類を入れた封筒が紛失したと発表していました。
書類には1学級分の成績や出席状況が書かれていて、担任の教師が個人懇談で使うために封筒に入れられていました。

学校は警察に遺失届を出し書類の捜索を進めていたところ、今月10日夜紛失した書類が児童の自宅で見つかったということです。

当時、担任の教師が書類の入った封筒を金庫に入れたとされていましたが、書類は、教室に置かれたままで、児童が誤って封筒を持ち帰ったということです。

現時点で個人情報の流出はなく市教委は臨時の校長会議を開き、個人情報の管理の徹底について改めて確認しました。
宮本佳宏教育長は「事案を重大に受け止め、再発防止に取り組む」とコメントしています。