「居場所がない」立憲民主党・宮口治子参議院議員が離党届を提出 夏の参院選、党が森本真治氏に一本化

1/20(月) 18:25

夏の参院選広島選挙区に立憲民主党公認として立候補しないことが決まっていた、立憲民主党の宮口治子参議院議員が20日、小川淳也幹事長に離党届を提出しました。

【宮口治子参議院議員】
「広島選挙区での出馬が叶わなかったというところ、もう一つは(党本部から)代案がないということ、調整がうまくつかなかったと、ここに残っても居場所がないというところを考えて判断させていただきました」

宮口治子参議院議員は20日午後、立憲民主党の小川幹事長に離党届を提出しました。
7月までの残りの任期は無所属で活動するということです。

立憲民主党広島県連は去年11月にことし夏の参院選広島選挙区の公認候補者を、同じく夏に改選を迎える森本真治氏に一本化する方針を決めたため宮口氏は野田佳彦代表たち党の幹部と協議を重ねてきました。

宮口氏は「今後については白紙」としています。
宮口氏の離党は今月28日に開かれる党の常任幹事会で正式に決定する見通しだということです。

夏の参院選広島選挙区にはこのほか、自民党・新人の西田英範氏と共産党・新人の高見篤己氏が立候補を予定しています。