放置竹林を炭やチップに有効活用 福山市のサッカークラブの子どもたちが整備体験

1/21(火) 17:52

TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
神石高原町では福山市のサッカークラブの子どもたちが、放置された竹林の整備を体験しました。

体験会に参加したのは、福山シティFCジュニアユースの選手たち22人です。

この体験会は高齢化や人手不足の影響で、手入れされないまま放置される竹林が増えている問題について、子どもたちにもっと知ってもらおうと、神石高原町の観光協会が企画したものです。

子どもたちは地元の人から竹の切り方などの注意点を教わったあと、初めての経験に戸惑いながらも、アドバイスを受けながら1本ずつ慎重に竹を切り倒していました。

また、伐採した竹を炭にしたり細かく砕いてチップに加工するなど、竹を活用する方法も学んでいました。

【体験に参加した選手】
「竹を切るときに(ノコギリが)引っかかったりして、難しかったです」
「いつもそういうの(竹林整備)をしている人たちはすごいなと思いました」

【ながの村自治振興会・宮野元壮 会長】
「私たちにとってほんとに邪魔になっていた竹を利用して、子どもたちの感想を聞いても竹を切るのが非常に楽しかったということで(体験会ができて)非常によかったなと思っております」