「人間が変われば卓球も変わる」監督の言葉を胸に全国大会へ 栗栖磐志くん(呉青山高校卓球部)

1/21(火) 16:00

広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する番組『夢キラリ』。

今回の“夢キラ人(ゆめきらびと)”は、2024年11月に行われた、東京卓球選手権大会広島県予選で男子ダブルスを制し、男子ジュニアシングルスでも準優勝に輝き、全国大会出場を決めた、呉青山高校卓球部2年 栗栖磐志(くりす はんぐ)くんだ。

努力の末の全国大会出場

磐志くんは、東京卓球選手権大会広島県予選に向けて「ダブルスもシングルスも予選を通過しようと思っていました。」と語る。その強い思いが実を結び、見事に両種目で全国大会出場を決めた。

「いつもより調子が良くて、自分がチャンスをつくってペアの福岡くんが決めてくれたり、お互い凡ミスしなかったり、どんどん点数が取れて勝てました」とダブルスでの優勝を振り返る。勢いそのままに、シングルスでも準優勝を果たした。

全国大会に向けて、さらなる飛躍を目指す磐志くんは、自身の強みであるフォアハンドの強化に力を入れている。「フォアハンドを試合の中で多く使う事で勝てる試合が多かったと思います。もっと自分の得意としているフォアハンドのスピードやパワーをつけて、さらに強化したいです」と意気込みを語った。

常に心にとどめている“夢キラめく言葉"とは…

磐志くんの心に深く刻まれているのは、木下監督からの言葉だ。「人間が変われば卓球も変わる」この言葉が、彼の卓球に対する姿勢を大きく変えた。

「私生活や学校生活がおろそかになっていたら卓球のプレーもおろそかになると思って、私生活を見直したら卓球も上達するかなと思いました」とその言葉の意味を自分なりに解釈し、実践している。

「ひとつひとつのプレーを丁寧にする事ができた事で、凡ミスが減って優勝できたと思います」とその効果を実感している。

全国大会での目標について、磐志くんは「1戦1戦勝っていって、ベスト8に入りたいです」と意欲を見せる。さらに、「これまでチームの最高成績が全国ベスト16なので、ベスト8以上に入る事ができたら木下監督も喜んでくれると思います」とチームの記録更新にも意欲的だ。

夢キラめく磐志くんの“将来の夢"とは

将来の夢を聞くと、「大学でも卓球を続けたいと思うので、全国でも有名な選手になりたいです。」と力強く答えた。高校での経験を積み重ね、さらなる高みを目指す磐志くんの挑戦は、まだまだ続く。

『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分から放送中!