「うさぎ島」大久野島でウサギを蹴る暴行をした疑い ウサギは死ぬ 会社員の男(25)逮捕 広島

1/22(水) 12:41

今月21日、数百匹のウサギが住む広島県竹原市の大久野島でウサギを蹴る暴行を加えたとして滋賀県の会社員の男(25)が現行犯逮捕されました。

警察によりますと、動物愛護法違反で現行犯逮捕された滋賀県大津市の会社員、堀田陸容疑者(25)は今月21日午後5時半ごろ、竹原市忠海町にある大久野島の遊歩道でウサギを蹴る暴行を加えたということです。
その後、ウサギは死にました。
堀田容疑者は調べに対し、「間違いない」と容疑を認めています。

目撃者が堀田容疑者を取り押さえ、依頼を受けた人が警察に通報し、事件は発覚しました。


環境省によりますと、大久野島では数百匹のウサギが半野生化した状態で生息しています。
去年11月下旬から今年1月にかけて、多数のウサギの死亡個体が確認されており、獣医師や関係機関が原因究明を進めています。

大久野島で死んでいるウサギが確認された数は1月20日時点で、去年11月26、28日は計13匹、去年12月17、18日は計19匹、1月9~12日は計45匹ということです。

環境省は来島者に対し、「ウサギに触らない」「ペットを連れてこない」などのルールを守るよう呼びかけています。

警察は、堀田容疑者が多数のウサギが死んでいることに関与があるかどうかを調べています。