あこがれの『特急やくも』で行く出雲の旅!新型車両の魅力 新座席の仕掛けを紹介 さらにグリーン車に潜入
1/22(水) 20:30
鉄道の魅力を熱くお伝えする野川キャスターの「てつたま」です。
前回から『特急やくも』でいく出雲への初詣企画をお届けしていますが、今回は去年導入された新型車両の見どころを余すところなくお届けします。
それでは…
前回は『特急やくも』で神の国、出雲へ出発する前に、岡山駅のホームの売店で駅弁を購入し、旅の準備を整えました。
【野川キャスター】
「じゃあね、失礼しましょう。あー!まだね、この新車の香りがしますね。独特のね。
1号車です、我々の席は。今回の私達の席がですね、こちらです。
セミコンパートメント席の、これ2人用のね、お席でございますね。
向かい合わせで過ごせる空間ができた。
これは完全に新しい取り組みですね。
反対側、こちらを見ると、これで最大4人掛けができるということですけども、こちらに関しては3人以上で利用するのであれば、普通車指定席の料金で乗ることができると」
『特急やくも』273系の1号車に新たに設けられた座席、セミコンパートメント。
2人用と4人用がそれぞれ2つずつあり、個室のような雰囲気も楽しめます。
そして列車は、出雲市駅を目指して出発しました。
【野川キャスター】
「ここからはちょっとゆっくりとね」
<車内チャイム♪>
【野川キャスター】
「新しいこの273系、車内チャイムがオフィシャル髭ダンディズムになっております。ヒゲダンですね。ちなみに、こちらから出雲市。岡山から出雲市に向かう時と出雲市から岡山に向かう時ではメロディーが変わるということになっております。メンバーがね、山陰出身の方が多いということで」
このセミコンパートメントの座席には、秘密の仕掛けがありました。
【野川キャスター】
「ここに何やら書いてあるんですよ。黄色のレバーを手前引く。
はい、引きました。ちょっと今ここ、座席がちょっとだけね、前に出たんですね。
そして黒のレバーを左へ引き出す、こういうことですか?そしてクッションを、後ろのここの部分に倒すと…はい、お分かりいただけましたでしょうか?」
反対側の座席も引き出せば…あっという間に、お座敷の様に大変身します。
【野川キャスター】
「こうして、こうやってくつろぐことができるんですね。私、足投げ出してますけどね。
ですから、リラックスして旅路を楽しむことができる。しかもプライベート感もあるセミコンパートメントでというところで。この空間はちょっとね、秘密基地みたいでいいですよね」
さらに今回特別に、グリーン席も体験させてもらうことができました。
1列+2列のシート配置で、明るくゆとりある空間です。
【野川キャスター】
「私、あの273系、個人的にも何回か乗らせていただいていますけども、グリーン車は初体験です。
はい、失礼します。
ああ、深い。
座り心地が何とも言えないですけど、やっぱり最新の特急車両だなという感じがしますね。
柔らかすぎず、硬すぎず。
でも横の幅はね。
もう私の体格で座っても余裕がありますから。
はい、これがですねフットレストですね。
足を置くことができるということで。
通常の状態になっているのが、床のカーペットと同じ素材になっているんですね。
これはつまりですね、土足で、そのまま足を乗せてもいいんだよという。
これひっくり返しますとね、座面と同じ生地になるわけですね。
こちらの面に関してはこれ、土足厳禁です。
これは『靴を脱いで、こうして置いて下さいね』ということなんですね。
リクライニングをしてみましょうか?あ、連動してね、この座面も前にいってますよね。
枕ね、枕をこう自分の位置に移動させて…よし。
これ寝ちゃうやつですね」
それではグリーン席はこれ位にして、再び元の座席に戻ります。
『やくも』は岡山県を北上し、外の景色もどんどん雪深くなってきました。
終点まではあと1時間ほどといったところで、岡山駅で購入した駅弁を頂きましょう。
【野川キャスター】
「なかなかこの包み紙から凝っていまして、273系のビジュアル写真もそうですけど、裏側をちょっと見ますとこれ、歴代の『やくも』に使われてきた車輛。
だから包み紙もね、持って帰りたい人もいるんじゃないですかね、コレクターの方いらっしゃいますけども。
じゃあちょっと、開けましょうね。
ではオープン!おっ、どうですか、これ?小さいスペースの中に色んなオカズが入っていると、これ楽しいですね。
いただきます。
じゃあこのお寿司からいただきましょうか。
これあれですね、『ままかり寿司』
岡山の名物ですね。
うん、おいしいです。
酸味のバランスもとってもいいです。
キュッとしまった魚の身が、旅でちょっと疲れた体に沁みわたる。
そんな感じのお弁当ですね」
“ママカリ”から、“カニちらし寿司”に、“しじみごはん”などなど。
『山陰への旅路弁当』で沿線、岡山・山陰の名物を一気に楽しむことができました。
そして出発からおよそ3時間後、『やくも』は終点、出雲市駅に到着したのですが…我々が降り立ったのは、なぜかそのさらに先…
【野川キャスター】
「寒い!寒いですね」
雪吹雪く、出雲神西駅です。
次回、てつたま的初詣で訪れた場所とは?
《スタジオ》
【野川キャスター】
コメンテーターの吉中さん、鉄道はお好きですか?
【コメンテーター:広島大学大学院・吉中信人 教授】
「大好きです。うらやましいです。特に構造に関心があって、381系の昔と同じ自然振り子方式なんですよね。ただ今回は乗り心地が進化している」
【野川キャスター】
そうなんですよ。ここで傾きますよ。というのがデータに入っていて車両がそれに合わせて傾くんです。なので乗り心地も大きく改善されています。
前回から『特急やくも』でいく出雲への初詣企画をお届けしていますが、今回は去年導入された新型車両の見どころを余すところなくお届けします。
それでは…
前回は『特急やくも』で神の国、出雲へ出発する前に、岡山駅のホームの売店で駅弁を購入し、旅の準備を整えました。
【野川キャスター】
「じゃあね、失礼しましょう。あー!まだね、この新車の香りがしますね。独特のね。
1号車です、我々の席は。今回の私達の席がですね、こちらです。
セミコンパートメント席の、これ2人用のね、お席でございますね。
向かい合わせで過ごせる空間ができた。
これは完全に新しい取り組みですね。
反対側、こちらを見ると、これで最大4人掛けができるということですけども、こちらに関しては3人以上で利用するのであれば、普通車指定席の料金で乗ることができると」
『特急やくも』273系の1号車に新たに設けられた座席、セミコンパートメント。
2人用と4人用がそれぞれ2つずつあり、個室のような雰囲気も楽しめます。
そして列車は、出雲市駅を目指して出発しました。
【野川キャスター】
「ここからはちょっとゆっくりとね」
<車内チャイム♪>
【野川キャスター】
「新しいこの273系、車内チャイムがオフィシャル髭ダンディズムになっております。ヒゲダンですね。ちなみに、こちらから出雲市。岡山から出雲市に向かう時と出雲市から岡山に向かう時ではメロディーが変わるということになっております。メンバーがね、山陰出身の方が多いということで」
このセミコンパートメントの座席には、秘密の仕掛けがありました。
【野川キャスター】
「ここに何やら書いてあるんですよ。黄色のレバーを手前引く。
はい、引きました。ちょっと今ここ、座席がちょっとだけね、前に出たんですね。
そして黒のレバーを左へ引き出す、こういうことですか?そしてクッションを、後ろのここの部分に倒すと…はい、お分かりいただけましたでしょうか?」
反対側の座席も引き出せば…あっという間に、お座敷の様に大変身します。
【野川キャスター】
「こうして、こうやってくつろぐことができるんですね。私、足投げ出してますけどね。
ですから、リラックスして旅路を楽しむことができる。しかもプライベート感もあるセミコンパートメントでというところで。この空間はちょっとね、秘密基地みたいでいいですよね」
さらに今回特別に、グリーン席も体験させてもらうことができました。
1列+2列のシート配置で、明るくゆとりある空間です。
【野川キャスター】
「私、あの273系、個人的にも何回か乗らせていただいていますけども、グリーン車は初体験です。
はい、失礼します。
ああ、深い。
座り心地が何とも言えないですけど、やっぱり最新の特急車両だなという感じがしますね。
柔らかすぎず、硬すぎず。
でも横の幅はね。
もう私の体格で座っても余裕がありますから。
はい、これがですねフットレストですね。
足を置くことができるということで。
通常の状態になっているのが、床のカーペットと同じ素材になっているんですね。
これはつまりですね、土足で、そのまま足を乗せてもいいんだよという。
これひっくり返しますとね、座面と同じ生地になるわけですね。
こちらの面に関してはこれ、土足厳禁です。
これは『靴を脱いで、こうして置いて下さいね』ということなんですね。
リクライニングをしてみましょうか?あ、連動してね、この座面も前にいってますよね。
枕ね、枕をこう自分の位置に移動させて…よし。
これ寝ちゃうやつですね」
それではグリーン席はこれ位にして、再び元の座席に戻ります。
『やくも』は岡山県を北上し、外の景色もどんどん雪深くなってきました。
終点まではあと1時間ほどといったところで、岡山駅で購入した駅弁を頂きましょう。
【野川キャスター】
「なかなかこの包み紙から凝っていまして、273系のビジュアル写真もそうですけど、裏側をちょっと見ますとこれ、歴代の『やくも』に使われてきた車輛。
だから包み紙もね、持って帰りたい人もいるんじゃないですかね、コレクターの方いらっしゃいますけども。
じゃあちょっと、開けましょうね。
ではオープン!おっ、どうですか、これ?小さいスペースの中に色んなオカズが入っていると、これ楽しいですね。
いただきます。
じゃあこのお寿司からいただきましょうか。
これあれですね、『ままかり寿司』
岡山の名物ですね。
うん、おいしいです。
酸味のバランスもとってもいいです。
キュッとしまった魚の身が、旅でちょっと疲れた体に沁みわたる。
そんな感じのお弁当ですね」
“ママカリ”から、“カニちらし寿司”に、“しじみごはん”などなど。
『山陰への旅路弁当』で沿線、岡山・山陰の名物を一気に楽しむことができました。
そして出発からおよそ3時間後、『やくも』は終点、出雲市駅に到着したのですが…我々が降り立ったのは、なぜかそのさらに先…
【野川キャスター】
「寒い!寒いですね」
雪吹雪く、出雲神西駅です。
次回、てつたま的初詣で訪れた場所とは?
《スタジオ》
【野川キャスター】
コメンテーターの吉中さん、鉄道はお好きですか?
【コメンテーター:広島大学大学院・吉中信人 教授】
「大好きです。うらやましいです。特に構造に関心があって、381系の昔と同じ自然振り子方式なんですよね。ただ今回は乗り心地が進化している」
【野川キャスター】
そうなんですよ。ここで傾きますよ。というのがデータに入っていて車両がそれに合わせて傾くんです。なので乗り心地も大きく改善されています。