陥没事故から4カ月 解体工事現場を公開 建物傾き倒壊の恐れ 広島

1/24(金) 11:44

広島市西区で起きた道路の陥没事故から4カ月が経つのを前に、倒壊の恐れがある建物の解体が行われている工事現場が24日朝、報道陣に公開されました。

この事故は去年9月、広島市西区福島町で雨水管を地下30メートルに整備する工事中に道路が幅15メートル、長さ40メートルに渡って陥没したものです。

【高橋徹記者】
「陥没事故の発生から4カ月が経とうとしています。周辺の住宅は今も大きく傾いています」

広島市は市営住宅2棟と事業所の事務所1棟の解体を始めていて、24日朝は事務所の壁や天井の一部を重機を使って運び出す作業が行われました。

広島市は市営住宅から避難している18世帯に新しい住み替え先を案内していて、現時点で9世帯の新居が決まったということです。
建物を取り壊す本格的な解体工事は来月12日から始まり、4月下旬に終わる予定です。