マルミミゾウ赤ちゃんの出産・子育て応援 クラファンで3000万円超の支援 広島市安佐動物公園

1/25(土) 09:09

日本初となるマルミミゾウの出産と子育てを支援する広島市安佐動物公園のクラウドファンディングが24日終了し、目標金額を大きく上回る3000万円以上が集まりました。
広島市の安佐動物公園では国内で唯一マルミミゾウの飼育を行っていて、去年8月飼育している2頭のうちメスのメイに、初めての妊娠が確認されました。
園では推定25歳のメイの出産を支援するため去年11月にクラウドファンディングをスタートし、開始から2カ月なる昨日までに2058人が支援し、園内での募金などとあわせて目標金額を大きく上回る3090万5156円が集まりました。
支援金は出産日を予測するための血中ホルモンの分析装置やミルクの購入に充てられるということです。

安佐動物公園は「目標設定をはるかに超えるご支援をいただきました。驚きとともにこれほどまでに当園を応援してくださる方、マルミミゾウを大事に思ってくださる方がいらっしゃることが分かりました。頂いたご支援は、メイの出産と子どもの成長、ゾウや他の園内の動物たちの生活の改善に大切につかわせていただきます。」などととコメントしています。