広島県呉市の神社では「お多福の口」を通り抜けて
厄除けや幸せを願う、珍しい神事が２６日から始まりました。

呉市の高尾神社にお目見えしたのは、高さ２．８ｍ・幅２．５ｍの
大きな口を開けた「お多福さん」

満面の笑みを浮かべるこの口を通り抜けると
開運や厄払いなどのご利益があるとされているほか、
口を”通り抜ける”ことにあやかり、合格祈願に訪れる受験生も多いということです。

参拝に訪れた人たちは、大きな口をくぐり抜けて、手を合わせ願いを込めていました。

【親子は】
「今年も家族みんな元気に過ごせますように」

【受験生は】
「１カ月後に受験があるので合格できるように」

【高尾神社 梶山友美宮司】
「お多福さんの笑顔を持って帰っていただきまして
　今年もよい年になることを願っています」

高尾神社の「お多福通り抜け」は、２月２日まで行われます。