廿日市市吉和の中国自動車道で、工事用の足場が崩れ、２人が死亡、３人が重軽傷を負った事故で、２８日朝から警察による実況見分が行われています。

この事故は２７日午後３時半ごろ、廿日市市吉和の中国自動車道鷹の巣橋付近で、工事用の足場の一部が崩れて５人がおよそ２０メートル下に転落したものです。

この事故で、福山市今津町の会社員、年清友浩さんとインドネシア国籍のトリス・リズキ・アクバル・レフォルマンシャーさんが死亡し、別の５０代と２０代の男性３人が重軽傷を負いました。

現場では、高速道路の改修工事に向け吊り足場を組む作業が行われていました。
警察は、事故から一夜明けた２８日午前９時半から、実況見分をおこない、事故の詳しい状況を調べています。
また、業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進めることにしています。