フジテレビ会見 街の人は「テレビの信頼度落ちている」「解決は遠い」「生活に関係ない」
1/28(火) 19:35
27日のフジテレビの「やり直し」会見を受け、街の声を聞きました。
Q:皆さんがどういう風に思われたのか忌憚のない意見をお伺いしたいと思いまして
【30代】
「ちょっとあまりにダラダラやっているというのは率直に思いました。(社長と会長は)自分たちの辞職を責め立てられているからやったという感じがなんとなく受け取れました」
Q:放送局としてどうすれば信頼を回復できると思いますか
「”テレビ離れ”をしているところもあると思うので難しくなってくるのでは」
【30代】
「ちょっとあまりにダラダラやっているというのは率直に思いました。(社長と会長は)自分たちの辞職を責め立てられているからやったという感じがなんとなく受け取れました」
Q:放送局としてどうすれば信頼を回復できると思いますか
「”テレビ離れ”をしているところもあると思うので難しくなってくるのでは」
Q:会見はご覧になりましたか?
【20代・会見は視聴しなかった】
「見ていないです。生活に関係ないですし私たちの、そう思っています」
「外野が騒ぐようなことなのかなとも思いますね。関わっている人で事実関係を把握して解決していくしかないのでは」
「ネットで自分たちで情報を得られるので、テレビとの差があるので信頼度が落ちてきているのかなと思います」
【20代・会見は視聴しなかった】
「見ていないです。生活に関係ないですし私たちの、そう思っています」
「外野が騒ぐようなことなのかなとも思いますね。関わっている人で事実関係を把握して解決していくしかないのでは」
「ネットで自分たちで情報を得られるので、テレビとの差があるので信頼度が落ちてきているのかなと思います」
【70代】
「解決は遠いと思います。(週刊誌の報道まで)隠してきたのが問題だったんじゃないですか。隠してこなかったらもうちょっと違っていたかもしれない。でも難しいでしょうね…女性のことも考えたり、どこまで(情報を)出して言っていいのか、女性の気持ちもあるでしょうからね」
「解決は遠いと思います。(週刊誌の報道まで)隠してきたのが問題だったんじゃないですか。隠してこなかったらもうちょっと違っていたかもしれない。でも難しいでしょうね…女性のことも考えたり、どこまで(情報を)出して言っていいのか、女性の気持ちもあるでしょうからね」
【70代】
「基本的に(組織の)考え方はそう簡単に変わらない。日枝さん(取締役相談役)を切っても(組織としての)考え方は残る。(従来の)方向性を断ち切る方向に行けるかというとなかなか難しい。自浄作用というが下のほうから声を出すといられなくなるのが会社組織。(社会全体が)対策をしないと大変なことになる。それしかない」
「基本的に(組織の)考え方はそう簡単に変わらない。日枝さん(取締役相談役)を切っても(組織としての)考え方は残る。(従来の)方向性を断ち切る方向に行けるかというとなかなか難しい。自浄作用というが下のほうから声を出すといられなくなるのが会社組織。(社会全体が)対策をしないと大変なことになる。それしかない」
メディアへの信頼、自らどう襟を正していくか問われる場面
【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
本当にこれから大転換していかなければいけないと思っています。テレビ局というのは、ドラマやバラエティを制作する部署と、報道機関としてのテレビ局と、イベント等をやる事業の部署などがありますが、報道機関としての信頼を、今、本当に損ねてしまったなと思います。
報道される側に立った時の姿勢が、今回それから前回の会見において、どうしても言い逃れに終始してしまったというイメージがついてしまい、信頼を大きく損ねてしまったと思います。
一方で、タレントと女性の問題に関しては、組織としてなのか、それとも個人の問題なのか明らかになっていませんが、被害女性の小さな声を拾うことができなかった、最終的に女性を守れなかったという、そういう企業の体質が問われています。そしてそれがスポンサー、株主が大きく問題視しているところだと思います。
私たち教員もそうですが、放送局は、見られる側の職業なので、一般的な企業より、より高い倫理観を求められます。そういった意味でも今回、看板を変えたり、人事を刷新したりという表面的なことだけではなく、本当に生まれ変わる、報道で言えば、地道に真実を明らかにしていくことが求められています。制作に関しては、価値の創造、より高い教養、娯楽を生み出すことが求められています。今回のことでテレビ局が大きく生まれ変わる転機になることを期待したいと私は思っています。
【加藤キャスター】
失ってしまった信頼を取り戻すのは容易なものではないと感じています。改めてゼロからの気持ちで、当たり前のことを当たり前にやる、真摯に向き合ってお伝えをする、地域に必要とされるメディアとなるよう、私たちも精進してまいりたいと思います。
本当にこれから大転換していかなければいけないと思っています。テレビ局というのは、ドラマやバラエティを制作する部署と、報道機関としてのテレビ局と、イベント等をやる事業の部署などがありますが、報道機関としての信頼を、今、本当に損ねてしまったなと思います。
報道される側に立った時の姿勢が、今回それから前回の会見において、どうしても言い逃れに終始してしまったというイメージがついてしまい、信頼を大きく損ねてしまったと思います。
一方で、タレントと女性の問題に関しては、組織としてなのか、それとも個人の問題なのか明らかになっていませんが、被害女性の小さな声を拾うことができなかった、最終的に女性を守れなかったという、そういう企業の体質が問われています。そしてそれがスポンサー、株主が大きく問題視しているところだと思います。
私たち教員もそうですが、放送局は、見られる側の職業なので、一般的な企業より、より高い倫理観を求められます。そういった意味でも今回、看板を変えたり、人事を刷新したりという表面的なことだけではなく、本当に生まれ変わる、報道で言えば、地道に真実を明らかにしていくことが求められています。制作に関しては、価値の創造、より高い教養、娯楽を生み出すことが求められています。今回のことでテレビ局が大きく生まれ変わる転機になることを期待したいと私は思っています。
【加藤キャスター】
失ってしまった信頼を取り戻すのは容易なものではないと感じています。改めてゼロからの気持ちで、当たり前のことを当たり前にやる、真摯に向き合ってお伝えをする、地域に必要とされるメディアとなるよう、私たちも精進してまいりたいと思います。