【加藤キャスター】
高校生となるとわかりませんが、学校から“お小遣いはいくらまで”みたいなルールはありますか。

【丸山さん】
「あります。ただ『３万円程度』この『程度』に悩むので、私も親と相談して『４万円以上』持っていきました。そして、グラフを見てほしいのですが「青」と「灰色」が「余った」人の割合で人数の多い上３つで比べると結果的には『２万円から３万円』がちょうどいいお小遣いの金額ということがわかりました」

【加藤キャスター】
ちなみに、丸山さんはどれくらい使ったんですか？

【丸山さん】
「私は結局『２万円くらい』ですね。その多く、１万８０００円くらいは家族とか、友達へのお土産に使いました。
意外にもお金を使う場面や時間というのは少ないなというのも実感です」

それと、これはイマドキの高校生らしいと言われるかもしれませんが、こちらです。

＜崇徳高校の新聞＞
「『今回の修学旅行ではペイペイなど電子決済の活用は禁止された』という記事があり、生徒の一人は『電子決済は現金より荷物がかさばらないから使えるようにしてほしかった』と話していました。
実は私も共感できるところがあって現金を持ち歩くというのは慣れない感じ、というか私の場合は４万円、これは大金ですから、無くしたときや慣れない土地での盗難リスクを考えても利便性が悪いなと感じました」

【加藤キャスター】
吉中さん、高校修学旅行でのお小遣い事情、どのように感じますか。

【コメンテーター：広島大学大学院・吉中信人教授】
「電子決済でいいんじゃないですかね。どのように使うかも自主性を持って決めてもらうっていう形でやっていけば。こういう時代ですから。というふうに私は思います」

【加藤キャスター】
ちなみに丸山さん、関東と沖縄方面だと、お小遣いの消費面でいうとどうなんでしょう？

【丸山さん】
「これは沖縄方面に行った人たちの方がお金をよく使っていて、沖縄方面に行った友達に話を聞いてみると、サングラスだったり、友達でお揃いのTシャツを買ったりしていて、自分へのお土産を買う人が多かったようで、差が出たのかなと思います」

丸山さん、ありがとうございました。