中四国地域のスタートアップ企業などの成長や活性化を図るため、知的財産活用のノウハウを学ぶイベントが広島市で開かれました。

イベントには広島県内企業や支援機関などおよそ３０人が参加しました。
このイベントは知的財産の活用を通して、中四国地域のスタートアップ企業などの成長や活性化につなげてもらおうと、中国経済産業局が開催しました。

知的財産にスポットをあてたトークセッションでは海外で事業展開している県内企業の担当者などが、実例を交えながら知財戦略について意見を交わしました。

【中国経済産業局イノベーション推進課・清水貴雄 課長補佐】
「知財というと特許、商標が思い出されるが、商標に関してはブランド力の強化につながっていく。うまく制度を理解しながら活用することが必要になってくるので、これから事業を大きくしようとする企業にとってはとても重要なツールになる」

中国経済産業局は企業の持続的な成長のために知的財産の活用は重要だとして、今後もセミナーの開催や専門家の派遣などに取り組む予定です。

イベント名
※　「IP Network Conference in Hiroshima」