中国道の足場崩落事故 作業員全員がフルハーネス型の安全帯着用 5人死傷、1人は転落を免れる 広島
1/29(水) 18:30
27日、廿日市市の中国自動車道で、工事の足場が落下し作業員5人が死傷した事故で、転落した作業員は全員フルハーネス型の安全帯をつけていたことが分かりました。
この事故は、27日午後3時半ごろ、廿日市市吉和の中国道鷹の巣橋付近で、工事用の吊り足場が崩れ、作業員5人がおよそ20メートル下に転落したものです。
この事故で福山市今津町の会社員、年清友浩さん(49)とインドネシア国籍のトリス・リズキ・アクバル・レフォルマンシャーさん(26)の2人が死亡し、50代と20代の男性3人が重傷を負いました。
工事の発注者で中国道を管理するネクスコ西日本によりますと、事故は、道路の橋梁から足場を吊り下げて設置する作業中に発生。
足場にいた作業員は6人で、いずれもフルハーネス型の安全帯を付けていたということです。
ネクスコ西日本は、現場にいた別の作業員から話を聞くなどして原因の究明を進めることにしています。
《スタジオ》
【記者の目:毛利記者】
取材した毛利記者によると、今回の工事は通常の吊り下げ型の足場と同様の方法で作られていて特別難しい工事ではない。
今後は、今回の工事が計画書通りに進められていたかなど調べることになる、ということです。
また、安全帯がどこにつながっていたのか、なぜ足場が落ちたのか、なぜ1人は転落を免れたのか調査が急がれます。
【コメンテーター:広島大学大学院・吉中信人教授】
「足場が崩落したことについて、それを回避するための措置をしっかりとっていたのかどうかがポイントになると思います」
この事故は、27日午後3時半ごろ、廿日市市吉和の中国道鷹の巣橋付近で、工事用の吊り足場が崩れ、作業員5人がおよそ20メートル下に転落したものです。
この事故で福山市今津町の会社員、年清友浩さん(49)とインドネシア国籍のトリス・リズキ・アクバル・レフォルマンシャーさん(26)の2人が死亡し、50代と20代の男性3人が重傷を負いました。
工事の発注者で中国道を管理するネクスコ西日本によりますと、事故は、道路の橋梁から足場を吊り下げて設置する作業中に発生。
足場にいた作業員は6人で、いずれもフルハーネス型の安全帯を付けていたということです。
ネクスコ西日本は、現場にいた別の作業員から話を聞くなどして原因の究明を進めることにしています。
《スタジオ》
【記者の目:毛利記者】
取材した毛利記者によると、今回の工事は通常の吊り下げ型の足場と同様の方法で作られていて特別難しい工事ではない。
今後は、今回の工事が計画書通りに進められていたかなど調べることになる、ということです。
また、安全帯がどこにつながっていたのか、なぜ足場が落ちたのか、なぜ1人は転落を免れたのか調査が急がれます。
【コメンテーター:広島大学大学院・吉中信人教授】
「足場が崩落したことについて、それを回避するための措置をしっかりとっていたのかどうかがポイントになると思います」