【速報】広島県福山市の24年前の主婦殺害事件 弁護側は無罪を主張 争点は残された血痕のDNA型

1/30(木) 10:19

24年前、福山市の住宅で、主婦が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている男の裁判員裁判が、30日、広島地裁で始まり、弁護側は無罪を主張しました。

この事件は2001年2月、福山市明王台の住宅で福山市西新涯町の無職・竹森幸三被告(70)が、当時35歳だった主婦を殺害したとして、殺人と住居侵入の罪に問われているものです。
裁判での争点は竹森被告が犯人かどうかの「犯人性」です。

30日始まった裁判員裁判で、竹森被告は「記憶にないからわかりません」と起訴内容を否認し、弁護側は現場に残された血痕のDNA型について「一部が竹森被告と一致しない」と無罪を主張しました。

裁判は今も続いていて、31日はDNA鑑定の専門家の証人尋問が行われることになっています。

判決は来月12日に言い渡されます。

(情報更新:午前11時30分)