「その女性に興味があった」防火設備の検査で女性宅を特定しベランダに侵入か 消防士を懲戒免職 北広島町

1/30(木) 11:47

去年10月、北広島町の消防士が窃盗と住居侵入の疑いで逮捕された事件で、町はこの消防士を懲戒免職にしました。

警察や北広島町によりますと北広島町消防本部の39歳の副隊長は、去年10月、町内にある集合住宅の20代の女性の部屋のベランダに侵入し防犯カメラなどを盗んだ疑いで逮捕されていました。(処分保留で釈放)

その後、町による聞き取りで、副隊長が集合住宅の防火設備の立ち入り検査で女性の部屋番号や名前を特定した上で、複数回、女性の部屋のベランダに侵入していたことがわかったということです。

北広島町消防本部は地方公務員法の「信用失墜行為の禁止」に違反するとして、副隊長を28日付けで、懲戒免職の処分としました。
副隊長は「その女性に興味があった。ご迷惑をおかけし、反省している」と話しているということです。