コメ栽培「中干し」延長で温室効果ガス削減 J-クレジット認証は県内初 安芸高田市の企業

1/30(木) 19:06

コメの栽培過程で水田の水を抜く期間を延ばすことで、温室効果ガス減少に取り組んでいる安芸高田市の企業が知事を表敬訪問しました。

湯崎知事を訪ねたのは、安芸高田市でコメ栽培を中心としたカーボンニュートラル事業に取り組む企業「Rev0(レボ)」です。

「Rev0」はコメの栽培過程で水田の水を一旦抜く「中干し」を1週間延長することで、二酸化炭素の28倍の温室効果をもたらすメタンガスの発生を減少させる取り組みを行っています。

「Rev0」は、削減した温室効果ガスの量を国がクレジットとして認証し有償で取り引きするJ-クレジット制度の認証をうけています。
こうした取り組みでのJ-クレジット認証は、県内初で湯崎知事もさらなる期待を寄せます。

【湯崎英彦知事】
「環境にやさしい産業になっていくということで、しかもそれが農家の収入になり付加価値になっていくということは素晴らしい取り組みだと思う」