日本被団協 箕牧代表委員 地元北広島町でノーベル平和賞受賞を報告 核禁条約への政府対応に苦言

1/30(木) 18:29

ノーベル平和賞授賞式に参加した日本被団協の箕牧智之代表委員が地元・北広島町で行われた記念報告会で核兵器廃絶への思いを訴えました。

【日本被団協・箕牧智之代表委員】
「国民運動として核兵器廃絶と戦争反対をするような行動を起こさないと、いつの日か戦争に巻き込まれていく」

北広島町に住む日本被団協の箕牧智之代表委員は、地元での報告会でノルウェーの首都オスロで行われた授賞式の裏側や核兵器廃絶への思いを語りました。
会場はおよそ180人の聴衆で満席となり、興味津々の様子で授賞式の話に聞き入っていました。

3月に開かれる核兵器禁止条約の3回目の締約国会議へのオブザーバー参加に日本政府が消極的な姿勢を示していることに話題が及ぶと・・・

【日本被団協・箕牧智之代表委員】
「ドイツ・ノルウェー、オーストラリアが皆、核の傘にいながらオブザーバー参加している。それに日本が参加しないというのは世界の人たちが被爆国・日本をどう思うか」

箕牧さんが改めて、核兵器禁止条約の締約国会議への日本のオブザーバー参加を求める署名を呼びかけると報告会の後、会場の外に設けられた署名台では多くの人が名前を記していました。