「溶連菌感染症」の感染者増加 広島県が「警報」発令 インフルエンザは減少するも警報継続
1/30(木) 20:05
県内のインフルエンザ患者数は4週連続で減少し、去年末からの流行のピークは過ぎたとみられるものの、警報解除の基準には至らず県は引き続き、感染防止の取り組みを呼びかけています。
県によりますと今月26日までの1週間でインフルエンザに新たに感染した人数は前の週に比べるとほぼ半減し、1医療機関あたり7.98人でした。
過去最多の感染者数を記録した去年末から4週連続で減少しましたが、県内すべての保健所で10人未満とする警報解除の基準にはわずかに届いていません。
感染のピークは過ぎたとみられるものの県は引き続き、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
県によりますと今月26日までの1週間でインフルエンザに新たに感染した人数は前の週に比べるとほぼ半減し、1医療機関あたり7.98人でした。
過去最多の感染者数を記録した去年末から4週連続で減少しましたが、県内すべての保健所で10人未満とする警報解除の基準にはわずかに届いていません。
感染のピークは過ぎたとみられるものの県は引き続き、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
一方、子どもを中心に発熱やノドの痛みを発症するいわゆる「溶連菌感染症」の患者数が県内で増加していて、先週1週間の溶連菌感染症による小児患者数は、三次市と庄原市を管轄する県北部保健所管内で1医療機関あたり10.25人となり、国が示している「8人」の警報基準を上回りました。
これを受けて県は流行が拡大する可能性があるとして、30日付けで「警報」を発令しました。
溶連菌は学童期の子どもを中心に流行しやすく、発熱やのどの痛み、全身の倦怠感などを発症する感染症です。
咳やくしゃみによる「飛沫感染」と、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」で拡大しやすいことから県は、うがいや手洗いが重要としています。
これを受けて県は流行が拡大する可能性があるとして、30日付けで「警報」を発令しました。
溶連菌は学童期の子どもを中心に流行しやすく、発熱やのどの痛み、全身の倦怠感などを発症する感染症です。
咳やくしゃみによる「飛沫感染」と、細菌が付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」で拡大しやすいことから県は、うがいや手洗いが重要としています。