JR福山駅バスターミナル移転計画 「移転が必要か、慎重な議論を」 協議会で意見相次ぐ

2/4(火) 19:09

JR福山駅南側の再整備計画の協議会が開かれ、参加者からはバスターミナル移転ついて慎重な議論を求める声が相次ぎました。

9回目となった4日の協議会には、福山市や交通事業者などが参加しました。
JR福山駅南側の再開発事業では、バスターミナルを南側から北側に移転する協議が進められていますが、交通渋滞などが懸念されています。

市は、駅の商業施設「さんすて福山」の一部を解体して、新しいルートを確保することで渋滞を緩和するとしていますが、参加者からは検討を求める声があがりました。

【参加者】
「本当に北口ターミナルでいいのか。もう少し慎重に考える必要がある」

再開発事業を巡っては市は今年度内に基本計画を策定する考えを示していましたが、「市民の声をより多く丁寧に聞き、柔軟に考える必要がある」として、今年度内の策定にこだわらない姿勢を示しています。