広島県が下水道管を緊急点検 埼玉・八潮市の大規模陥没事故を受け 

2/5(水) 18:22

埼玉県で発生した大規模な陥没事故を受けて、広島県は管理する下水道管の緊急点検を行いました。

先月、埼玉県八潮市で下水道管の破損などが原因とみられる大規模な道路陥没が起きたことを受けて、国土交通省は全国の自治体に対し、同規模の下水道管で緊急点検するよう指示していました。

広島県内では緊急点検の対象となる下水道管はありませんでしたが、県は、直径が2メートル以上の下水道管を自主的に点検することを決めました。

緊急点検は3日から実施され、作業員は、マンホールに入り下水の流れに異常がないかや、下水道管が通る道路の地表で陥没や亀裂がないかなどを目視で確認しました。

【広島県流域下水道課・上田恒三 主査】
「異常は確認されませんでしたが、下水道施設は県民生活に必要な重要な生活インフラなので、引き続き緊張感をもって適切な維持管理に努めたい」