大だるまがシンボル「三原神明市」はじまる 笑顔が寄付に変わる!システムの実証実験も 広島

2/7(金) 17:25

備後路に春の訪れを告げる恒例の「神明市」が三原市中心部で7日から始まりました。

JR三原駅北側の一帯で開催される「神明市」は別名「だるま市」とも呼ばれ会場には高さ4メートル、重さ500キロの日本一の大だるまがシンボルとして鎮座しています。

軒を連ねる露店の数はおよそ500。
食べ物をメインに大小さまざま、風変わりなだるままで販売されています。

【訪れた人は】
Q:祭りに来てどう?
「にぎやかだなと思って、人が多いんだなと思った。
Q:だるまを買った理由は?
「元気になるようにね、変な魔がささないようにと思った」

今回の「神明市」では祭りを盛り上げるある実証実験が行われています。
三原市が新たな事業として業者に委託したもので人工知能=AIが通行人の笑顔をカメラで検知し、笑顔の量を測定します。
笑顔を感知すると顔にエフェクトがかかったりスポンサーの広告が表示されるシステムで、笑顔1つにつき1円が祭りの主催者に寄付されるということです。

カメラは日本一の大だるまの下と三原駅南側広場の2カ所に設置され、笑顔の寄付を待っています。

【三原市観光課観光企画係・吉原力係長】
Q:笑顔寄付の経緯は?
「お祭りの資金、スポンサー集めに苦労されていて、スポンサーについて頂くひとつの方法として、いまやっている事業が実証実験になっています。春の訪れを感じるお祭りとなってますので、近くの方にもどんどん来ていただいて、楽しんでい頂ければと思います」