最強寒波のピークは8日 広島県は雪の降りやすい状況続く 氷点下の朝、凍結に注意 気象予報士・田代香子

2/7(金) 19:13

寒波の影響を気象予報士の田代香子さんに聞きます。

【気象予報士・田代香子】
7日は北部では雪が降りやすい状況続いていますし、現在(7日午後6時)も広島市内はまだ雪がどんどんと降っているような状況です。これからお帰りの方は充分に注意をしてください。そして、この雪は8日まで注意が必要です。

積雪

積雪です。この時間、もうすでに1メートルを超えている所も多くなってきています。6日のこの時間に比べると、10センチから20センチ増えてきているような状況です。

注意報

注意報を確認しておきます。
まず、7日朝に出ていた芸北地域の大雪警報は解除されていて、今は大雪注意報に切り替わっています。
そのほかの地域でも、雪に関する注意報や低温に関する注意報など、さまざまな注意報が出ている状況です。

雪雲の様子です。この時間も県内は広く雪雲がかかっていて、この雪雲、ゆっくりと南下していますので、まだこの後も沿岸部でも雪の降りやすい状況は続く見込みです。

8日になると、冬型の気圧配置が強まります。等圧線の間隔も狭く、8日は7日よりもさらに風が強くなる見込みです。また、寒気のピークは8日となりますので、引き続き雪の降りやすい状況も続きます。

分布の予想で見て行きますと、まあ、7日夜から8日にかけて、特に北部では雪の降りやすい状況続きますが、8日午後になると、北部でも雪の止む時間というのは出てくる見込みです。
そして南部では日差しの出る時間もありますが、8日も7日と同じように変わりやすい天気です。風が強いので、晴れたり曇ったり、そして時折雪雲が流れこんでくるのでで、8日も変わりやすい天気にご注意ください。

また、気温も低い状態続きます。8日の朝も軒並み氷点下となりそうです。また、日中も気温上がりません。8日も7日と同じぐらいの冷え込む一日ということになりそうです。

今、雪が降っているところが多くなっていますので、路面状況が心配です。8日から週末ですので、おでかけを予定されている方も多いと思いますが。凍結しやすい場所、たくさんありますので、十分に注意してください。