JR広島駅前「新病院」整備計画 地域の医療機関との役割分担や連携など協議

2/7(金) 18:42

JR広島駅前に建設が予定されている新病院を巡り整備計画の見直しが検討されている中、準備委員会の会議が開かれ周辺医療機関との役割分担などについて協議されました。

新病院開設準備委員会には県立広島病院やJR広島病院、中電病院の病院長が出席しました。

広島市東区二葉の里に建設される新病院は県立広島病院やJR広島病院など4つの医療機関が統合されます。

会議は非公開で行われ、県によりますと周辺の医療機関との高度医療や若手医師の研修に関する役割分担、物価高騰を踏まえた診療報酬の改定など医療費の適正化について意見を交わしたということです。

【広島県健康福祉局・北原加奈子 局長】
「(委員から)地域の医療機関との役割分担と連携、特に大学(病院)との連携をどうしていくか、収支計画も状況の変化を踏まえて柔軟に検討を行っていくことが必要ではないかというような話があった」

新病院の整備計画を巡っては物価高騰の影響を受け、整備費が膨らむ見通しで県は、解体予定だったJR広島病院の建物を新病院の医療関連施設として活用する案などを検討しています。