広島市立小学校の校長を懲戒免職 教員の研究会の口座から114万円を横領 ギャンブルや借金の返済に

2/10(月) 18:17

広島市の公立小学校に勤務する男性校長が、教員らでつくる研究会の口座からおよそ114万円を横領したとして、市の教育委員会は校長を10日付けで懲戒免職にしました。

懲戒免職となったのは広島市安佐南区の毘沙門台小学校の岡本達朗校長(59)です。
岡本校長は、教員らの資質向上を目的とした研究会の会計担当を務めていて、去年5月から9月までの間、管理していた口座から26回にわたり、現金およそ114万円を横領しました。

今年1月下旬、研究会の複数の部会から、「活動に使う分配金が振り込まれていない」という問い合わせがあり発覚。

岡本校長は、横領した金を競輪やパチンコなどのギャンブルや借金返済にあてていて、すでに全額返済しているということです。

広島市教育委員会は、「教職員の服務規律の一層の徹底を図ると共に、この団体に関しては会計を複数人で担当するなどし、再発防止に努めたい」としています。