「ちょい飲み手帖」で料理と飲み物がお得に楽しめる 新たな仕掛けで2月の閑散期対策 広島
2/11(火) 17:49
2月は1年間の中でも消費が冷え込む時期と言われています。
そうした中、この時期の飲食店を支援しようと、ある本が発売されました。
今月1日、府中町のショッピングモールの書店である本の発売イベントが行われました。
本の名前は「ちょい飲み手帖」。
この日のイベントでは購入者に缶ビール1本がプレゼントされるとあって、およそ150冊が次々と人々の手に渡っていきました。
「ちょい飲み手帖」とは?
本に掲載されている店舗の、アルコールを含めたドリンク一杯以上とおすすめの料理一品以上の「ちょい飲み手帖セット」が、期間限定でお得に楽しめるというもの。
1100円の各店舗の「ちょい飲みセット」は、1300円以上のバリューがあります。
なぜこの本が発行されることになったのか?
そこには飲食店が抱えるこの時期ならではのある「悩み」がありました。
【ステーキ3Mサンモール店・矢野泰智店長】
「1月はやっぱりお正月があるので、その時期はぐっと(売上が)伸びるんですけど、その後がガッと下がってお客さま客足がちょっと遠のいていく傾向にありますので、ちょっと厳しい時期が続くかなと思います。大体なんですけど、他の月に比べて(2月は)10%~20%ぐらいは、売り上げが落ちてしまう傾向にあります」
広島市中区にある「ステーキ3M(スリーエム)」。
この店も2月に冷え込む消費に悩まされる店の一つです。
ちょい飲み手帖の話を聞き、すぐに参加を決めたといいます。
今回の企画に合わせこのお店で作った「ちょい飲みセット」が、こちら。
お店自慢のサイコロステーキに。
鶏のから揚げやコロッケ。
そこにアルコールを含めたドリンク一杯がついた、今回のための完全オリジナルのセットです。
1100円という価格に対して、その価値は1900円から2000円ほど。
およそ半分の価格での提供ですが、そこにはこんな考えがありました。
【矢野店長】
「やっぱり一回来ていただいて味を知ってもらう。当店を知っていただくっていうことがすごく大事だと思っています。2回目3回目(の来店)にお客様つながっていけたらと思っています」
また客単価をアップさせたい期待感もあるといいます。
【矢野店長】
「この辺夜閉まるのが早くてあまり夜にお酒飲まれるお客様が来られない傾向にあったんですけれどもこのちょい飲み手帖をきっかけにどんどんそういったお客さんに来ていただければと思っております。お酒を飲まれると、おかわりも期待できますし、やっぱりそのお酒自体の値段も他と比べて、売り上げが見込みやすいので、酒のご注文は当店としても嬉しい」
リピーターを増やし売上アップにもつながる可能性を秘めた「ちょい飲み手帖」。
飲食店とユーザーをつなぐ、新たな架け橋となるのか今後に注目です。
(戻り)
・隣県の岡山では、現在第5弾が発売されていてこの時期の発行が定着している
・飲食店からは、1月の年明けすぐから実施してほしいという生の声もあがっている
・実際の利用期間は6月末まで使える
《スタジオ》
【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
「私は知っているけど入ったことないお店がすごく多くて、入る勇気なかなかないんです。でもこれがあると何となく安心して入れる気がします」
自分にとって居心地のいい場所がいくつも見つけられれば、すごく嬉しいですね。
そうした中、この時期の飲食店を支援しようと、ある本が発売されました。
今月1日、府中町のショッピングモールの書店である本の発売イベントが行われました。
本の名前は「ちょい飲み手帖」。
この日のイベントでは購入者に缶ビール1本がプレゼントされるとあって、およそ150冊が次々と人々の手に渡っていきました。
「ちょい飲み手帖」とは?
本に掲載されている店舗の、アルコールを含めたドリンク一杯以上とおすすめの料理一品以上の「ちょい飲み手帖セット」が、期間限定でお得に楽しめるというもの。
1100円の各店舗の「ちょい飲みセット」は、1300円以上のバリューがあります。
なぜこの本が発行されることになったのか?
そこには飲食店が抱えるこの時期ならではのある「悩み」がありました。
【ステーキ3Mサンモール店・矢野泰智店長】
「1月はやっぱりお正月があるので、その時期はぐっと(売上が)伸びるんですけど、その後がガッと下がってお客さま客足がちょっと遠のいていく傾向にありますので、ちょっと厳しい時期が続くかなと思います。大体なんですけど、他の月に比べて(2月は)10%~20%ぐらいは、売り上げが落ちてしまう傾向にあります」
広島市中区にある「ステーキ3M(スリーエム)」。
この店も2月に冷え込む消費に悩まされる店の一つです。
ちょい飲み手帖の話を聞き、すぐに参加を決めたといいます。
今回の企画に合わせこのお店で作った「ちょい飲みセット」が、こちら。
お店自慢のサイコロステーキに。
鶏のから揚げやコロッケ。
そこにアルコールを含めたドリンク一杯がついた、今回のための完全オリジナルのセットです。
1100円という価格に対して、その価値は1900円から2000円ほど。
およそ半分の価格での提供ですが、そこにはこんな考えがありました。
【矢野店長】
「やっぱり一回来ていただいて味を知ってもらう。当店を知っていただくっていうことがすごく大事だと思っています。2回目3回目(の来店)にお客様つながっていけたらと思っています」
また客単価をアップさせたい期待感もあるといいます。
【矢野店長】
「この辺夜閉まるのが早くてあまり夜にお酒飲まれるお客様が来られない傾向にあったんですけれどもこのちょい飲み手帖をきっかけにどんどんそういったお客さんに来ていただければと思っております。お酒を飲まれると、おかわりも期待できますし、やっぱりそのお酒自体の値段も他と比べて、売り上げが見込みやすいので、酒のご注文は当店としても嬉しい」
リピーターを増やし売上アップにもつながる可能性を秘めた「ちょい飲み手帖」。
飲食店とユーザーをつなぐ、新たな架け橋となるのか今後に注目です。
(戻り)
・隣県の岡山では、現在第5弾が発売されていてこの時期の発行が定着している
・飲食店からは、1月の年明けすぐから実施してほしいという生の声もあがっている
・実際の利用期間は6月末まで使える
《スタジオ》
【コメンテーター:広島大学大学院・匹田篤准教授】
「私は知っているけど入ったことないお店がすごく多くて、入る勇気なかなかないんです。でもこれがあると何となく安心して入れる気がします」
自分にとって居心地のいい場所がいくつも見つけられれば、すごく嬉しいですね。