カープ『背番号4』矢野雅哉選手 キャンプに嫁が選んだパジャマ持参 チームでは『主力としての覚悟』

2/11(火) 20:00

カープ 背番号4 矢野雅哉 主力としての覚悟

カープです。昨シーズン、大ブレイクした矢野選手をTSS野球解説・山内泰幸さんが直撃取材。新しい背番号4について、そして今シーズンへの
思いに迫りました。

日南・沖縄で行われる春季キャンプ。序盤は基礎的な練習が行われる中…

【 4 矢野雅哉 選手】
「チームとして考えた時に、一つのミスを流してしまっていたらシーズン中に出てしまうというのも経験することができたのでそこは、気づいたら言いたいなって」

今年から新背番号「4」を担う矢野雅哉。
昨シーズン、圧倒的な守備でショートのポジションを奪うと。
キャリアハイの137試合に出場し、一気にブレイク。
ゴールデン・グラブ賞を獲得し、主力としての覚悟も芽生えてきました。

【4 矢野雅哉 選手】
(背番号は自分で?)「自分から希望というか、結構前にそういう話を契約の時にさせていただいて、球団に『いつか試合に出るようになったら背番号4をほしいです』と」
(なぜ?小窪コーチがつけていましたよね)
「歴代の方々いろんな方見ると4番ってかっこいいなと」
(中心選手がつけていますよね)
「僕もそういう選手になりたいなと思っているので」
(これまでも聞いていると「僕らが引っ張っていく」という意識高い)
「昨年は上の人ばかりに頼ってばっかだったなって。負けても秋山さんとか菊池さんとかが背負っているなって。監督も含めて、そうですけど、背負ってるなっていう部分を感じることが多かったので、出ている僕らに責任があるのになって思ってたので。昨年の秋から坂倉、末包さんもそうですし、出ている人らが言っていかないといけないなって、僕らで話して、そういうふうになりました」

10年連続ゴールデン・グラブ賞 菊池涼介選手から学ぶことは…

強い責任感を持って臨む今シーズン。
武器である「守備」にさらなる磨きをかけるべく、今年も菊池選手との自主トレを行いました。

【4 矢野雅哉 選手】
(4年連続で菊池選手と自主トレ)
「今年は守備の安定感をもっと出したいという思いが強かったので、昨シーズン大事な場面でミスが多かったなと思うので、そこの見直しと、もっともっとレベルアップしたいなと思って、今年も参加しました」
(当たり前の打球をしっかり捕ると)
「難しい打球もそうですけど、ピッチャーが打ち取ったなっていう打球は、しっかりアウトをとってあげないと、そこでピッチャーもガクっと崩れる選手もいると思うので、確率よくアウトにしたいなって思っています」
(菊池選手から守備で言われることは?)
「捕球というよりスローイング…」

師弟コンビがみせる鉄壁の守備。
二遊間を組む菊池選手から伝えられていることとは。

【4 矢野雅哉 選手】
「アウトになっているやつでも納得いっていないスローイングが多いので、そこがばらつきがあるなと思っている中で、トップの位置が一個一個の打球で変わることがあるといわれたので、なんとか一定に、どんな打球でもここにもってくるのは一緒というふうに教えていただいたので、そこを気にしながらやっています」
(菊池選手は改めてどんな存在?)
「昨シーズン一年間通して出る前は、凄いなってイメージだけだったんですけど、僕自身が試合に一年間通して出るようになった時に『これを10年連続やってるのか』って、色々より深く凄さを感じたなと思います」

キャンプに持ってきたものはパジャマ

現状に満足することなくさらなるレベルアップを目指す矢野選手。
ここで山内さんが、気になっている「あること」を聞いてみると…?

【4 矢野雅哉 選手】
(キャンプに持ってきたものってあります?)
「パジャマですかね」
(パジャマ?どんなパジャマ?ふかふかの?)
「僕が買ってきたんじゃないですよ?嫁が子供と僕の分を買ってくるんですよ。あったかい、カビゴン(ポケモン)のやつともう一個はラッコのパジャマ2セット持ってきてます」
(似合いそうですね。自分で着てニヤッとしたり?鏡見て)
「ニヤッとはしないですけど、キャラクターが好きなんですよね。カビゴン着てる時は『あーいいな』って思います」
(いい情報ありがとうございます)

レギュラー・ショートを確実にするために結果・内容を出す

昨シーズンはキャリアハイを大きく更新し、レギュラーに定着しつつある矢野選手。
ゴールデン・グラブ賞に輝き球界を代表するショートへと成長を見せる中、そこに慢心はありません。

【4 矢野雅哉 選手】
(シーズン前の気持ちは去年と違う?)
「特に変わらないですね。誰にも負けたくないっていう気持ちで、ずっと4年間やってきて、これまでショートは小園が守ってて、小園に負けたくないって思いでやってきたんですけど、その思いも変わらず、まずはチーム内の競争に勝たないといけないので、ショートのポジションというのを一番にとりたいと思っているので、結果・内容を出さないと認めてもらえないので、実戦に入ったらそこを求めていきながら、アピールしていきたいなと思います」